ARGカフェに行ってきたよ。

またしても,このサイトの本流とは関係ない話題です。日記です。
昨日7月12日,第1回ARGカフェに参加してきました。まず何よりも主宰した岡本さんに感謝! そして,これだけの人が集まれる場を作り出すのはすごいなぁと,感心しきりでした。
名前をよく拝見している方々と直接お話しできたり,ネットでの活動とご本人がリアルに結びついたり,よくよく話していくと共通の知り合いがいたりと,他では得難い経験を頂きました。すべての方のお名前は記せませんがお話しできたすべての方々に感謝!

ライトニングトークもさることながら,会場でのディスカッションでひとしきり盛り上がった「ブログを運営するポリシーみたいなものは何か」というトピックに,かなり考えさせられました。考えたのは帰りの新幹線の中だったんですけどね。
このサイトはテーマが決まっているから,どのように記事を書いていくか,という方向性は決めやすいのですが,それ以外の情報を伝えようとしたときに,どう折り合いをつけるか,という点が引っかかるのです。それを実感したのが,先日の地震でした。レファレンス協同データベースの事例をピックアップすることと,地震情報を個人的にまとめることをすべきかどうか,というあたりです(結果的に,内容としては中途半端なものを記事として公開したのですが)。災害情報を独自に発信し続けている牛山先生*1が「自分にしか発信できないことをやる」という主旨のことを話されていました。これが一つの方向ですよね。きっと。
とは言っても,レファレンス事例をピックアップして分析するというのは,何も僕だけができることじゃないしなぁ……とも思ったりして,まぁ結論は出ませんでした。

今回のARGカフェは,ARGが創刊されて10年をきっかけにしたものです。で,「10年前はどうだったのよ?」という問いが思いの外盛り上がる話題です。「中学生だった」とか「小学生だった」などと聞くと,自分の10年を振り返るのがとてもアレな感じです。2次会か3次会で一部の人には軽く話したのですが,自分の話をすると,10年前はちょうど大学4年で,不景気まっただ中。で,当時の就職事情は「氷河期」とか「超氷河期」,挙げ句「氷漬け」なんて言われてまして。失われた10年とか,ロスジェネとかそんなくくられ方をします。
そんな中,某県職員の内定を断り,某大学院に進学するというとても間違った選択をした年なのですよ。親にも相当怒られました。今でこそ,こうやって,いろんな方と知り合いにもなれ,ありがたいお話しを外から頂くこともあり,結果オーライな部分がありますがコースから外れていた数年は,明日をも知れない毎日だったので,それを思えば,多少忙しいのなんて,何のその。そして,10年前に普通に就職をしていたら,出会うことの無かった人たちと出会えただけでも,十分にその選択には価値があったと今では思えます。
ARGカフェについては,こんな感じです。いろいろと一人になってから,考えることが多かったです。

で,あけて13日は何をしていたかというと,午前中は,23区外に足を伸ばして,前々から,某氏から行ってみてとプッシュされていた某市立図書館へ。オープンして半年くらいの所です。建物はとてもきれいで(当たり前),蔵書もそれなりに数もあるし,市の中央図書館なんだなぁという感じがしました。道がよく分からなくて,炎天下の中あちこち歩き回ってしまいました。次回はバックヤードも見てみたいなーと思いますので,よろしくお願いします。
そして,午後は,都内に戻り,上野の鈴本演芸場へ。当初は,サクッと帰ろうかなぁと思っていたのです。が,レファ協の中の人が「明日寄席に行こうかと思います!」という一言に触発されまして。最初新宿末廣亭かなあと思っていたのですが,諸般の事情により新宿で降り損ね,上野に行ったと。ただ,柳亭燕治の一席を見られたのはすごく良かったな,と。こんな感じで昼の部を(途中からだったけれど)堪能し,帰路についたのでした。

最後に小学生のような日記の一言。東京は暑かったです。