銀行員が紙幣を数える際に用いる技術について知りたい。

http://crd.ndl.go.jp/GENERAL/servlet/detail.reference?id=1000032150

『そんなプロの方法があったのか!!』(青春出版社)の「第1章 身近なプロの使える秘テク」(p24-25)において、銀行員による紙幣の数え方の解説が掲載されている。 それによると、銀行員のお札の数える方法は「札勘」と呼ばれ、1枚1枚を目で確認でき、比較的簡単な「縦読み(縦勘)」と大量の紙幣を数える際に素早く勘定できる「横読み(横勘)」の2通りの方法がある。いずれも具体的な方法が図解で紹介されている。

ほら,アレですよ。銀行に行って,ものすごい手さばきでお札を確認している銀行員の人の技術についてかかれている本の紹介ですよ。
nachume はそんな手先の技術というものが好きなのです。
図書館では「○○を作りたい(やりたい)から,図入りで説明している資料はないか?」というレファレンスが結構な数寄せられるんです。うまくいけばいいんだけれども,なかなかそうもいかないのですね。「○○の作り方」という書名の本が都合良くあるわけがないから,あの手この手で本を探すことが多いんです。
この場合も「お札の数え方」なんて本じゃないんですよね。『そんなプロの方法があったのか!!』という書名です。こういうのは探し当てたときの喜びが非常に大きいのです。「あったぁー!」と思わず叫びたくなります。そして,この辺の資料探しに至るプロセスがレファレンス・ライブラリアンのセンスなのです。
レファ協にはこんな事例がたくさんあります。
眺めているだけでも楽しいですよ。