“セブンイレブン”と“セブンアップ”のロゴをデザインしたデザイナーをそれぞれ知りたい。

http://crd.ndl.go.jp/GENERAL/servlet/detail.reference?id=1000029114

セブンイレブン
・『これ、誰がデザインしたの?』(渡部千春/美術出版社/2004)
P.80→「本家本元でもロゴ製作者は不明」との記載あり。
・『社名・マーク事典』(ビヨンド編集部/ビヨンド/1995)
P.115→シンボルマークの変更については触れているが、デザイナーについては不明。
・『図解誰かに話したくなる社名・ロゴマークの秘密Ⅱ』(本間之英/学研/2005)
P.78→上記と同じ記述あり。
セブンアップ
・『ザ・ジュース大図鑑』(串間努町田忍/扶桑社/1998)
p.94→セブンアップの変遷(s38〜)の写真が掲載されているが、デザイナーに関する記述はなし。

さて,今回紹介するレファ協事例は「未解決」事例です。そうです。レファレンスには未解決事例もあるのです。「え〜,解決できないものを集めても仕方ないじゃん!」なんて言わないでください。どこまで調べたのか,どんな資料にあたって解決できなかったのか,は必要なんです。同様の調査をする人もいないとは限らない。そういう人のために,このような事例は必要なんです。そういう意味で,これは,調査の後追いがきちんとできる事例です。
レファレンスというのは解決案件であれ,未解決案件であれ追試できることが必要です。その意味である種の科学的手法を用いていると言えましょう。ある意味誰がやっても同様の結果を得ることができるのです。でも,きちんとした手法や体系を理解していない人がやっても,同様の結果を得るのは非常に困難を伴います。レファレンス・ライブラリアンはまさにここに位置する人のことなのです。
さて,そんな話はともかくとして。
セブンイレブンのロゴデザインをした人は不明なんですって! 社内のデザイナーさんじゃないのかなーなどと素人考えで資料にあたっても,つぎつぎと「不明」という記述にしか出会わない,というのはだんだんイヤーな汗が出てきそうです。自分が受けたレファレンスだったら,と思うとなかなかどうして。調べてみましょう,なんて堂々と言ったはいいけれど……見つからない。焦ります。いや,焦るというか,「わからないみたいですね」というのは悔しい。でも,仕方ない,みたいな葛藤がわいてくると思います。

さぁ,そこで,みなさんの登場です。レファ協の事例には必ず「どこまで調べたか」「どうやって調べたか」が書いてあります。本当にその資料になかったのか?,見落としはしていないのか? ということも調べられます。レファ協の未解決事例の解決にチャレンジしてみませんか?
私は単純に,セブンイレブンのロゴデザイン制作者について知りたいです! nachume も時間がとれたら調べてみようかと思っています。